船産業
東海汽船株式会社
東海汽船株式会社
竹芝営業所 スタッフ
オボカタさん
この桟橋からスタッフのみんなで一緒に手を振って、船を見送る時が好きですね。「お客さまを乗せて無事に出航することができたなあ」と。やっぱり、一番ほっとする瞬間なんですよ。
東京の竹芝と伊豆諸島を結んでいる私たちの船を利用される方は、毎日とてもたくさんいらっしゃるんです。観光で行かれるお客さまはもちろん、お仕事で行かれる方や島民の方々が生活の足として利用することも少なくありません。
そのたくさんのお客さまが行き交う桟橋で、大型船や高速ジェット船の入出港作業やお客さまの誘導をしたり、窓口業務で切符の販売や乗船予約を受け付けたり……毎日、本当にいろいろな業務に携わっているので、目まぐるしく時間が過ぎていってしまって。
でも、入社3年目になった今は、業務に追われるだけでなく、せっかくご利用くださっている一人でも多くのお客さまに、できるだけ丁寧に対応ができたらなと、日々思っています。
コロナ禍で、先が見えないような状況が続いていますが、お客さまには安心してご乗船いただけるように精一杯、毎日みんなで取り組んでいます。
とくに島民の皆さんのなかには高齢の方が多いので、決して感染を広めるわけにはいきません。お客さまの座る椅子や手すりなどの徹底した除菌作業は欠かせませんし、乗船時の検温もしっかりと実施しています。
コロナの感染予防対策で作業が増えたり、私たち自身も不特定多数のお客様と接していますから、感染防止対策などに神経を使うことも多くて正直大変ですが、いまは本当に状況が状況だけに、「お客さまと一緒に僕たちも頑張っていきたい」と感じています。
それと、今は離れて生活してる両親が、折に触れて「大丈夫なの?」って気に掛けてくれまして。一緒に住んでる恋人も「大丈夫なの?」って心配してくれてるので、そんな支えてくれる大切な人たち、ありがとうと伝えたいですね。
ふだん利用していただいている島民の皆さんには、いつでも安心して乗っていただけるような船の旅を、変わらず提供し続けていきたいなと思っています。そして、まだ伊豆諸島に行ったことがなかったり、これから行きたいと思ってる方々には、いつか「あの島に行って良かった」と思っていただけるような船の旅を提供できたら嬉しいですね。
だから、コロナが落ち着いてきたら、ぜひ伊豆諸島を訪れてみてほしいんです。
なかでも、個人的におすすめなのが大島。自然にも恵まれて、島の全周が50〜60キロと、本当に程よいサイズの島なんですよ。美味しいグルメやきれいな山・海の大自然が広がっています。高速ジェット船なら片道1時間45分と、すぐに行けるのも魅力なんですよ。
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